リピーターが増えます
人工炭酸泉装置を導入された施設では、炭酸泉を目当てに来られるお客様も多く、リピート客が増えています。
天然温泉に勝るとも劣らない人気で、浴槽には常に入浴者がいて、なかなか炭酸泉に入れない施設もあるくらいです。
操作も簡単
ヴィータの炭酸泉装置は、365日カレンダーでフルオートです。
また、さら湯から1,000ppm以上の炭酸泉に濃度を上げるまではフル運転で濃度を上げ、その後は濃度維持運転に移ります。
炭酸泉は入浴者が増えると人に吸収されたりかき回されたりすることにより炭酸泉濃度が下がります。逆に、入浴者が少ないと炭酸ガスの抜け量が少なく、あまり濃度が下がりません。炭酸泉装置は、この浴槽の濃度変化に応じて運転状態を変えて常に濃度を一定に保つようにプログラムします。
炭酸ガスの消費量が少ない(特許技術)
炭酸泉浴槽は込み合うことが多いので、できれば広い浴槽にしたいけれど、浴槽が大きくなると炭酸ガスの消費量が多くなりランニングコストがかさみます。
ヴィータの炭酸泉装置は、特許技術により効率90%以上を実現しました。炭酸ガスの消費量を徹底的に抑えます。
ヴィータの炭酸名泉は、装置からでる炭酸泉濃度を例えば1,200ppm前後に設定することにより、浴槽が1,200ppmより低濃度になると自動的に濃度が1,200ppmに戻り、入浴者が少なく1,200ppmより下がらなければ、炭酸名泉は炭酸ガスを追加溶解しないので消費量がゼロになります。
つまり、
入浴者数が変化しても最小限の炭酸ガスで自動的に濃度を一定に維持します。
ヴィータの溶解方式
ヴィータ炭酸泉装置の溶解方式は、右の図のように溶解タンクで行っています。浴槽から戻ってきたお湯はタンクの上からタンク内に噴射されます。このタンク内で炭酸ガスとの接触面積を大きく取り、効率よく炭酸ガスを溶かします。この時、タンクの圧力を適正な圧力に保つことにより、タンクから出てくる炭酸泉の濃度をコントロールすることができます。また、タンクからは溶けていない炭酸ガスは排出されませんので無駄なガスはありません。浴槽の炭酸泉を循環する場合、浴槽の炭酸泉濃度がタンクの設定炭酸泉濃度と同じなら殆ど炭酸ガスを追加溶解せずにそのままタンクから出し、浴槽の濃度が下がってタンクに入ってくる炭酸泉がタンクの設定濃度よりも低ければ、その分だけ炭酸ガスを使い溶解してタンクから出します。つまり、無駄なガスを使わずに常に設定された濃度を維持できる構造です。
ワンパス掛け流しの場合は、給湯器から炭酸泉装置に適温(40〜50℃)のお湯を給湯し、炭酸泉装置から出てくる炭酸泉を浴槽に送ります。
※湯温が高いほど、炭酸泉濃度は低くなりますので、できる限り40℃に近い温度にすることをお奨めします。
同時に2箇所の浴槽への給湯が可能です。
給湯器から供給するお湯の圧力が安定しない場合は減圧弁(80kPa)を入れてください。また、地下水の場合はフィルターを入れて細かいゴミを除去してください。
1時間当たりの浴槽への掛け流し量は、炭酸泉濃度を維持するために、浴槽の湯量の50%以上になるようにしてください。
炭酸ガスボンベは、2組に分けて、片側が無くなったらもう一方から供給するようにして、その間に空になったボンベを入れ替えます。
循環式の設置は、通常の循環ろ過システムの熱交換器(またはボイラー)の出口で配管を分岐してお湯の一部を炭酸泉装置に供給します。炭酸泉装置から出た炭酸泉を先ほど分岐した配管の先(浴槽より)に戻します。
炭酸ガスボンベは、2組に分けて、片側が無くなったらもう一方から供給するようにして、その間に空になったボンベを入れ替えます。
既存の施設にも簡単に追加設置できます。装置も小型なので設置場所は狭くても大丈夫です。設置スペースが無い場合は、屋外にも設置できます。
炭酸ガスの消費量は、浴槽の大きさ(お湯の量)と営業時間(高濃度炭酸泉に保っておく時間)だけで決まります。
炭酸泉装置の大きさには関係ありません。
ワンパス式の場合
ワンパス式の場合は、単純に掛け流す炭酸泉の量で決まります。
例えば、1時間当たり1トンの炭酸泉(1,200ppm)を掛け流す場合は、ヴィータの炭酸泉装置の場合は1時間当たり約1.3kgの炭酸ガスを使います。したがって、10時間掛け流す場合は13kgの消費量となります。
ワンパス式の場合は、1時間当たり少なくとも浴槽の湯量の1/2以上掛け流して頂くので、4トンの浴槽で1日に10時間掛け流すと、2トン/時間のペースで10時間掛け流すため、1日に26kgの炭酸ガスを消費します。
循環式の場合
循環式の場合は、ワンパス式のように簡単には求められないので、消費量試算グラフを下に示します。グラフは、炭酸泉濃度を1,200ppmに保ち、1時間当たり約20%の炭酸ガスが抜けた場合の試算値です。
下のグラフから4トンの湯量で10時間濃度を保つ場合は、1日の炭酸ガス消費量が約14kgとなります。
ヴィータの業務用炭酸泉装置は、ワンパスタイプと浴槽サイズに合わせた1トン〜24トンまでの循環タイプがあります。
(左から)ワンパスタイプ、循環タイプ(4t仕様) ※画像は随時更新してまいります。
これらの標準機種の他に、自給循環式の特注もお受けできます。自給循環式を設置する場合は、ヘアーキャッチャーなどのゴミ取りを設置してください(大きいゴミが装置に入ると故障の原因となります)。また、炭酸泉装置には加温機能がありませんので、お湯を足すなどで湯温を保つことになります。
項 目 |
RT-1000 |
生成量 |
16リットル/分 |
炭酸泉濃度 |
1,000ppm以上(40℃の給湯で給湯圧力が0.1Mpa以上の場合) |
装置寸法 |
W502×D135×H766(mm) |
装置重量 |
15kg |
電 源 |
AC100V(50/60Hz)150w |
使用水温度 |
50℃以下 |
給湯圧力 |
0.1MPa以上(16リットル/分 給湯時) |
炭酸ガス圧力 |
0.35MPa |
設置場所 |
屋内または雨の当たらない場所 |
オプション |
フレキ管セット |
付属品 |
取扱説明書、炭酸ガス用チューブ(外径6mm×5m)、排気用チューブ(外径6mm×5m)、専用スパナ、炭酸ガス用圧力調整器(ヒーター付) |
その他必要な物 |
炭酸ガスボンベ(弊社でご用命承ります) |
循環タイプ (業務用炭酸泉装置)
上質な天然温泉に加えて、高濃度の人工炭酸泉で大人気のスーパー銭湯です。
井上支配人にお話を伺いました。
炭酸泉の評判はどうですか?
炭酸泉は大好評で、炭酸泉を目当てに来館される方も数多くいらっしゃいますし、ご利用になったのお客様からの喜びの声も数多く寄せられています。「ゆまーる」の炭酸泉は、深さが1m程度有り、腰かける形でゆっくり入浴いただけます。是非一度お試し下さい。
お薦めの入浴パターンは?
炭酸泉や源泉に入浴後、ロウリュ式溶岩ドームで発汗を促進してください。溶岩ドームでは、ロウリュ式溶岩ドーム(超発汗)・発汗房(激発汗)・クールダウンゾーン(低発汗)を繰り返して頂くと、より効率良く発汗を促せます。
この他、お薦めのお風呂は?
地下約千五百メートルより湧き出している源泉は、良質の炭酸水素塩泉で「美肌の湯」とも言われています。露天風呂と個室では掛け流しで堪能いただけます。
料理については?
「ゆまーる」の料理は、お客様の「美味しい!」の一言のために素材もひとつひとつ吟味し、丁寧に心を込めて作り上げた味自慢の料理です。
四日市 玉の湯様
色々な浴槽(人工炭酸泉を含む)がある銭湯です。田中社長にお話を伺いました。
炭酸泉の評判はどうですか?
この近くの炭酸泉の中で一番赤くなると評判で、すごく温まるし体の調子が良くなったと大好評です。炭酸泉を導入してから来館者が20%程度は増え、リピートのお客様も増えています。ご利用になったお客様から、最近調子が良いとのお話も頂いています。
その他、お薦めのお風呂は?
玉の湯は、四日市で最初にサウナを導入しました。1階には赤外線サウナ、2階にはメンズサウナもあり、人気です。サウナの後に入る冷水浴は、地下100mからくみ上げている地下水を掛け流していますので、常に綺麗な冷水です。さらに、ラドン、高温浴、圧注浴、ブロー浴、ハイドロ(ジェットバス)など多彩な浴槽があります。是非、お試し下さい。
アクセス
三重県四日市市中部4-3(近鉄四日市駅より徒歩9分) 電話:059-352-4636